書道は書くだけのものではありません。美術や音楽のように鑑賞するに値する芸術です。けれども多くのひとが、「書道は読めない、何が書いてあるのかわからない。」あるいは「私は字が下手だから・・・」といって敬遠します。 美術や音楽は自分が描いたり、弾いたりしなくても鑑賞しますが書道は書けないからといって、鑑賞の方法までも見捨てられていませんか? 大学で書道を担当する教師4人で始めたこの講座も徐々に定着してきました。本年度の後期からは、研究編と入門編に分かれました。 |
【2011年度 ♪書道鑑賞ー入門ー♪講座内容および担当者】 昨年より、午後から新に入門講座を開講しました。こちらの講座は1年間で終了です。その後は研究科へどうぞ!! 第1回 4月 仏教と日本の漢字 (担当者:宮崎(広島文教女子大学)) 第2回 5月 空海の書(担当者:塩出(安田女子大学) 第3回 6月 かなの発生(担当者:塩出) 第4回 7月 かな文字と王朝文化(担当者:塩出) 第5回 8月 江戸時代の書(担当者:森(広島文教女子大学)) 第6回 9月 現代のかな(担当者:塩出) 第7回10月 漢字の発生 (担当者:宮崎) 第8回11月 楷書の話(担当者:日比野) 第9回12月 仮名の発生(担当者:塩出) 第10回1月 行書の話(宮崎) 第11回2月 かなの美(塩出) 第12回3月 現代書の話(日比野) |
【2011年度 『書道鑑賞』研究科 講義内容】 第1回 4月 蘭亭序を読む(1) (担当者:宮崎(広島文教女子大学)) 第2回 5月 碑の書と帖の書(担当者:日比野(広島文教女子大学)) 第3回 6月 拓本と双鈎填墨(担当者:日比野) 第4回 7月 西行の真筆(担当者:塩出(安田女子大学)) 第5回 8月 蘭亭序を読む(2) (担当者:宮崎) 第6回 9月 米芾の書と書法(担当者:日比野) 第7回10月 蘭亭序を読む(3) (担当者:宮崎) 第8回11月 江戸時代の唐様(担当者:日比野) 第9回12月 お休み 第10回1月 蘭亭序を読む(4) (担当者:宮崎) 第11回2月 冷泉家の古筆と西行(担当者:塩出) 第12回3月 頼家(春水・山陽・聿庵)の書(担当者:日比野) |