桜 書 展

NARU書き方教室2005年卒業記念のお知らせ

会期  2005年 4月1日(金) 〜4日(月)
AM11:00〜PM17:30
(最終日は17:00まで)
場所 広島ガスリビングインフォメーション『LIP』2F    
中区本通8−26(多山文具店東寄り
   

子どもたちの「卒業」という節目を記念しての作品展も、6回目を迎えました。
卒業記念の展覧会ですから3月に開催すべきなのですが、諸事情によりまして
第3回から、毎年4月第1週目に行っております。
同じ時期、同じ会場での展覧会。
「1年たちましたね。」と言って、会場を訪れてくださる常連のお客様もできました。
「ここに来ると、きもちが清々しくなる。」と言ってくださる方も…
とても嬉しいことです。
「お伺いできず残念です。」というお葉書もいただきました。
継続することは大変ですが、このような言葉をいただけると
「続けなくては!」と思ってしまいます。

それでは出品者たちのプロフィールを少し紹介します。




 濱谷友香 (大4  安田大学書道専修卒業)



幼稚園から、最後までおけいこに通ってくれてありがとう。
この大作を何とか会場に飾れました! 3メートル近い作品に、子どもたちがびっくりするでしょう。
これからは指導者として・・・(汗)   卒業制作展出展作品↓ 本紙225a×45a×4幅の大作!

 中西 萌 (大1)

社会に出たときには書道が特技とならなくでは!
ほんとは実用も上手だよね! ん???


 福山育子 (高2)

 我が教室の「書道大好きっ子!」の筆頭。
忙しいけど暇をみつけては書きに来ます。
私以上の、素晴らしい支配力。子どもたちのあこがれのお姉さん。

字もお雛樣も自作!↓



 中村 綾 (高1)

「書道って楽しい〜!」書くことの楽しさを後輩に教えてくれる綾ちゃん。

何でもチャレンジの綾ちゃんの横に座った子どもたちは、興味津々で目をまん丸にして見つめています。 これぞ書道活性化の必要な要素。

筆で書くだけではもの足りません。何だって字は書ける。さて何で書いたのかな?↓



 古舘祐香 (小6)

早くも書くことの楽しさをゲット。大人の書く仮名文字、お姉さんたちの書く行書、何でも書いてみたい!

今回の作品も、アイデア作品。友達に絵を添えてもらって、さらにバージョンアップ。


 時岡李衣 (小6)

 作品制作のセンス抜群!
李衣ちゃんの七福神は最高です!みんなきっと作品の前でニッコリ。
乞うご期待。



免出結花 (小6)

 下級生の面倒見の良い結花ちゃんです。
「春夏秋冬」それぞれの季節に合った色で染め分けたオリジナル料紙を作成。文字との調和が見所。
そしてその季節にあったことばをミニ色紙に書いて添えました。


 山田知明 (小6)

 「満員御礼」とかいてくれました。「そうだったらいいのにな!」

記念作品は、会場で一番大きな文字!
137a×34aの紙に2文字が躍ります。男らしい〜!


 岩崎里歩 (小6)

「夢と希望」 現代は、これが一番必要。

ステキなことばを選びましたね。


 松本樹里 (小6)

 「卒業祝い」 思い出をいっぱい胸に抱いて・・・ 「卒業おめでとう!」
6年間、よく続きました。


森 由紀 (小6)

 「夜桜見物」 今年は桜もなかなか咲きそうにないですね。
「夜桜」って見たことがあるのかな?お昼もきれいだけど、夜のさくらも綺麗ですね。
でも、ひとりで出かけちゃだめよ!


矢野知佳子 (小6)

「別離の涙」お友達とのお別れの涙かな? 

新学期には、またすばらしい出会いが待っていますよ!



北舛知也 (小6)

 「東山文化」 シブイ! 日本文化は大切に守らなきゃね。
ところで、「東山文化」っていつの時代かわかってるの?
そうそう、北舛君は歴史に詳しいんでしたね!
たぶん、多くの人がわからないでしょう(笑)
でも、何となく、「これぞ日本の文化!」という感じがしますね。


以下は来年の主役たち。

【井口教室】 荒木めぐみ 馬江凱洋 松浦奈見 山根智美
【庚午教室】 佐久間史子 伴丈朋奈


 過去の主役たち(?)も応援作品を出品。

【井口教室】 小川亜希子 岡本真奈 北舛美紀 石井皐月
【庚午教室】 中村 結 築尾真衣 戸田梨香子 



 私もがんばった!!
古舘彩香 (中2)

 彩ちゃんは身体が不自由です。うまく座ることもできませんし、手を動かすことも困難です。

鉛筆を持つことだって、とっても難しいのですが、最近は鉛筆の使い方がとてもうまくなりました。
ですから、文字を書くことがめきめきと上達。筆だって、この通り!




昨年も書きましたが、私にとりましては子どもたちの笑顔が、何よりの宝です。

偉い先生に誉めていただくより、また、多くの入場者を得るよりも、
家族の方に足を運んでいただき、 子どもと一緒に作品を見ていただくことが、わたしにとっての評価です。

ご家族の方が、私たちの苦労をねぎらって、 「こんなに立派に仕上げてくださって、ありがとうございました。」
と言ってくださいます。
その言葉を、そばで子どもたちが照れくさそうに、けれどもとても嬉しそうに聞いています。

この瞬間がとても嬉しいんです。
「自分のことで、先生とお母さんが笑顔になっている。」
こどもたちにとって、こんなすてきな瞬間は滅多みられるものじゃありませんませんもの。

今年もそんな笑顔に出会えますように!