“学校へ行こう”

青空書道塾 −大きな字を書いてみよう!−
   
期間:2005年11月6日
 
所:庚午小学校校庭(広島市西区庚午中1丁目)



  ことしの「ふれあい広場」には“大きな字を書いてみよう!”というテーマで参加しました。

書写・書道の衰退を嘆くより、「まずは、子どもたちに、筆で書くことが楽しいと感じるような企画から。」という意気込みです。 大学で書道を専門に勉強しているお姉さんが参加してくれて、「書」の世界を広げてくれました。

子どもたちは、優しいおねえさんの指導で、のびのびと大きな字を書くことができました。




  

      
   昨年は「書を飾ろう」というテーマで参加して、お正月用の色紙を作りました。

     下の写真が、昨年作った色紙です。
                


       





【 −子どもたちは小さな芸術家−】


いかがです?大きな字はこんな風に書きます。

    




 広島文教女子大学芸術学科のお姉さんのパフォーマンス

“岡本”お姉さん、“清松”お姉さん、“水入”お姉さん、カッコイイ〜!
アレアレ・・・?  一人年寄りががんばってる〜 (誰でしょう?)
     




お姉さん達の大学での勉強ぶりは、こちらをクリックしてください。


NEW!広島文教女子大 大学祭「書道展」 



 地域のボランティアの方も大活躍。梅木さん、石井さん、谷さん、吉沢さんありがとうございました q(^^)p。

大きな作品を、こんな風にして飾ってくださいました。


 


段ボールを筆に見立てて。

変わった線が書けるので、まるでアーティスト!

 


みんな、楽しそう! 顔が輝いています!


 

【−子どもたちのストリートパフォーマンス?−】


まだまだ続きます、子どもたちの活躍ぶり!

全員の写真がアップできなくて、ごめんなさい!
  

  

  

   


子どもたちの活躍ぶりを見に来てくれた中祖さん、 いきなりカメラマン担当を押しつけられただけでなく、手伝いまでしてくれてありがとう!!


  【−ちょっとお勉強タイム−】

子どもたちは、大きな筆で書くことに夢中になっていて、 お姉ちゃん達の書いてくれた文字には、あまり興味を示してくれなかったのですが・・・ これは何という字でしょう?
     


左側は「如是作」右側は「如是軆」と書いてあります。

これは、弘法大師の書を作品にしたものです。 文字の一部に人や虫、植物などの絵で表現しています。これらは決して遊びで書いた文字ではありません。
弘法大師が中国に渡ったときに学んできた文字なのです。

弘法大師は、このほかにも下のような不思議な字を残しています。

実際には刷毛のような筆で書いたのでしょうが、大学のお姉さん達は、段ボールの切れ端で書いています。

筆より変わった線も書けて、なかなか楽しいですよ。

以上、お勉強タイムでした!
 
 地域のボランティアの皆さんと学生の大奮闘のおかげで、 無事に終えることができました。

11月とは思えないほどの暑さの中、本当にごくろうさまでした。


責任者の塩出は、企画と事前の準備はいたしましたが、 当日は最初から暑さに負けておりました。 (こんな日差しの強い場所には、何年も出たことがないものですから・・・)

本当に、皆さんの手伝いがなかったらできませんでしたね。心より感謝しています。

おかげさまで、マイナーな「お習字」が「楽しい書」として、 晴れの場に出してもらえました。


これで、子どもたちが筆文字を好きになってくれると、うれしいのですがね〜。 上手、下手などの評価をしないで、もっと気楽に「筆で書くこと」を楽しんでもらいたい と、思っているのこの頃です。

【お気楽 (^_^) -kai】今後も、いろいろな企画で参上します。